カテーテルアブレーションでは胸部切開が不要です。カテーテルアブレーションは、カテーテル挿入から始めます。カテーテルを脚の付け根(頚部の場合もあります)にある血管から挿入し、医師が慎重にカテーテルを心臓に誘導します。医師はリアルタイムに画像が確認できる画面またはX線画像を見ながら、カテーテルがどこにあるのかを確認します。
カテーテル先端に設置されている電極を使って心臓の電気信号を感知し、電気的な測定を実行します。医師は心臓を検査したあと、カテーテルを用いて心筋組織の一部を焼灼します。カテーテルアブレーションには下記の方法が用いられます。
- 極低温を用いたクライオアブレーション
- 高周波エネルギーを用いたラジオ波または温熱アブレーション
- レーザーエネルギーを用いたレーザーアブレーション